日本からシチリアまで来るには色々な方法がありますが、
昨年(2018年)何度かスイスに乗ってみた時のレポをお届けします。

今までも「日本からシチリアに来る」というエントリーを3つ書いていますので、下記リンクからご覧くださいね。

日本からシチリアへ来る No.1 ~ どの航空会社を選ぶ?

日本からシチリアへ来る No.2 ~ アリタリア航空のエコノミー席は狭い

日本からシチリアに来る No.3 ~トラーパニ空港に到着する

成田からチューリッヒ経由でパレルモへ

スイスエアーが就航しているのは成田空港、経由するのはチューリッヒ空港。
そして最終目的地はパレルモ空港。
4月~10月の間は毎日ではありませんが、チューリッヒ~パレルモの直行便があります。
現在のところ、アリタリア航空を抜かしては唯一、成田から2便だけの乗り継ぎでシチリアまでやって来れる便となります。
(2019年1月現在、他にも2便で来れる方法があったらご連絡下さい)

私が搭乗したのは2018年の5月と6月。

成田発 10:10 チューリッヒ着 13:35
チューリッヒ発 17:35  成田着 19:35

パレルモ発 10:10  チューリッヒ着 12:10
チューリッヒ発 13:00 成田着 07:50

正確には覚えていませんが、こんな感じだったかと思います。

2019年はチューリッヒで1泊して観光を楽しんじゃおう!

2018年の夏季は、成田→パレルモが同日の到着だったのですが、
2019年の運行状況を調べてみたら、チューリッヒで1泊しなければならないようです。
それはそれでチューリッヒ観光ができる!と思って楽しんでしまうのも良いかもしれません。

経由地点で24時間以上滞在するストップオーバーは多くの航空会社で追加料金がかかります。
成田から到着する便は15:30頃と早いので、空港の近くのホテルにチェックインしてからでも、
まだまだ観光に間に合います。
ちなみにチューリッヒ空港から市内までは電車で12分と比較的近いです。
ヨーロッパは3月の最後の日曜日を過ぎるとサマータイムとなり、
夜が1時間遅く来るようになります。
なので、夜も長い。
ホテルにチェックインして一休みして17:00頃に観光に出ても、まだまだ楽しめます。

もちろん、ホテルでゆっくり休むもよし。
長時間フライトの後、最初の経由地点でゆっくり休むとその翌日の疲れ具合が全く違います。

日本帰国便はロストバゲージを覚悟で!

2018年はスイスエアーに2回乗りました。
が、なんと2回とも成田にスーツケースが付かなかった、、、💦

チューリッヒでの乗り換え時間は50分。
初回はパレルモからの便が既に遅れていたので、実質乗り換え時間は35分くらい。
でも2回目は定刻に着いて、きっちり乗り換え時間は50分ありました。
おそらく最初からスーツケースを乗せる気がないのかもしれません。

でも、よーく考えてみれば、ロストバゲージの場合、
到着次第、家までスーツケースを届けてくれます。
絶対に持ち帰りたいものだけを、手荷物で持って帰れば、
逆に空港からスーツケースを持って帰らなくて良くてラッキー、とも考えられます。
その辺は考え方次第でしょうか。

私の場合、翌日、日本でのイベントがあって、どうしても翌日にスーツケースの中のものが必要だったので、
朝、成田空港にスーツケースを直接引き取りにいきました、、、(涙)

ちなみにチューリッヒ空港は出国手続きはガラガラで、遅延さえなければ50分で乗り換えは可能です。
ただ、パレルモ便が大幅に遅れたら、、、きっと翌日の便に乗ることになるかと。
翌日絶対に仕事に行かなければ!という方にはおススメはできません。

エアスイスの乗り心地は?機内食は?@エコノミークラス

スイスエアのエコノミー席は両端が2席。
2人で旅行する時にはこれがありがたい!
3席だと誰かが真ん中に座らなと隣同士にはなれませんから、、、。

予約時には無料では席指定ができないスイスエアですが、24時間前から可能なウェブチェックインで、
一番前列の足が投げ出せる席を確保。

前に席がないとかなり自由度が高いです。
5月はオットとの旅だったのですが、私が窓側に。
写真でもご覧頂けるよう、通路側は右足の前にはついたてがありますが、
左足の前はついたてがなくフリー。
搭乗時は投げ出すことはできませんが、離陸してしまえば人が来ない限り足を投げ出していられます。

機内食は和食をチョイス。

ヨーロッパの航空会社は日本発の場合は和食をチョイスしても大丈夫ですが、
ヨーロッパ発便で和食をチョイスするとものすごい外す事があるので、私は日本へ行く便で和食は絶対に選びません。
スイスエアの日本発便の和食は、まぁまぁといったところでしょうか。

食後のアイスはちょっと嬉しかった。

到着前に出てきたのは何故かチャーハンみたいなもの(笑)

これもまぁまぁ食べれる感じでした。

そしてチューリッヒに到着。
乗り換え時間が2時間くらいあったので、空港をぷらぷらしてみました。
スイスって物価が高いですね~。
ボックスに入ったちょっとしたお土産的なチョコレートが40スイスフラン。(約4400円)
そしてズラリと並ぶ有名ブランドの時計達。
ブランドものが大好きな人はいいかも(笑)

チューリッヒからパレルモの便でも軽食が出ました。

パレルモには定刻着。
成田発が10時台と早かっただけあって、パレルモ到着も19:30と同日着便の中では断トツ早いパレルモ到着でした。

が、先にも書きましたが2019年はこの同日着便がないようですねー。
復活させてもらいたいものです。

エアスイスの乗り心地は?機内食は?@ビジネスクラス

5月の旅はオットと一緒に行ったのですが、パレルモから成田まではビジネスクラスを使用しました。

パレルモからチューリッヒまでの便は、ビジネスの座席はエコノミーと一緒。
ただ、3列の席の真ん中は空席になっている、、、というタイプ。

機内食は軽いおつまみ、と言った感じ。

朝ごはんもあまり食べていなかったので、ちょうどよい量でした。
チーズが2種類、さすがスイスですねー。
スイスの白ワインと一緒に頂きました。

チューリッヒでは乗り換え時間が50分。
既に便が遅れて実質乗り継ぎ時間は35分だったので急いでイミグレーションを通過。
搭乗口に到着したらちょうど優先搭乗が始まる頃でした。

さすがビジネス、足元は楽勝です。

スイスエアのビジネスは2人の場合、真ん中の列がおすすめ。
何故なら2人、それぞれにひじ掛けのようなスペースがあるから。
両端の2人席はひじ掛けのようなスペース1つを2人で共有する形となります。

さて、荷物を整理した後は、まずはウェルカムシャンパンでカンパーイ。

ようやくゆっくりと飲めます、、、。
そして2杯目は白ワイン、そしておつまみのナッツを頂きました。

そして1回目の食事です。
まずは前菜。

これはオットが頼んだカルパッチョ。

これは私が頼んだサーモンのムース。

メインは不覚にも何を頼んだかは忘れました、、、。
左がオットが頼んだ肉メニュー、右が私が頼んだ魚メニューでした。

全体的に想像していたよりも美味しい!

食後にはチーズ。

そしてデザートとカッフェ。

ご馳走さまでした♪

この後は朝も早かったことだし、ゆっくりと寝っ転がって映画を見ました。
画面のタイプが古いのと、映画のチョイスが今イチ。
あまり見たいと思う映画はなく、、、。

座席は180度にちょっと足りないかな?というくらい、若干斜めっていましたが、
ほぼベットと同じ状態。
寝心地は悪くはありませんでした。

到着前2時間くらいで出てくる朝食。

かなりシンプルですが、やっぱりチーズはある(笑)
スイスエア、総じてパンが美味しい。

食事はあんまり期待していなかったのですが、ビジネスクラスの食事は美味しかった♪

そして成田到着時の疲れ具合は全く違う、、、(当然ですが)。

年に4回は日本とシチリア間を往復するワタクシ、ラ ターボラ シチリアーナ代表のREI。
「飛行機搭乗記」というカテゴリーを作って、色々なエアラインの乗り心地や機内食をアップしようと思います。
シチリアにいらっしゃる際の参考になさって下さいね!

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シチリア美食の旅をコーディネート 「ラ ターボラ シチリアーナ」

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